2019年12月23日月曜日

掃除の話 (1)

前回のブログを読んだ方から「掃除が上手くできません」というご相談(?)を受けました。

実は私もADHDの影響もあり、掃除はまったくできない人でした。少なくても20代前半までは

ものが散乱しすぎて自室の床が見えない!

机の天版が見えたことがない!

というほどでした。

こんなエピソードもあります。
22歳のとき、当時一人暮らしをしていたアパートに戻ってくると、なんと電気がついていて人影が動いています。

空き巣です!

すぐ近くの公衆電話から110番

数分でパトカー5台が到着。

「危ないから、君は下がっていてね」

と、言われ警官3人がドアの前に。残り3人がアパートの周りを囲むように。

もうあれです。
目の前で(自宅を舞台に)刑事ドラマの世界が展開されています。

突入!

残念ながら空き巣は逃げたあとでした。

突入した警官がうめくような声で

「これはひどい……」

私を手招きして

ここまで荒らされるというのはなかなかないし、この状態ではわかりにくいと思うけど何が盗られたかわかりますか?」

と聞いてきました。
すごく答えにくかったです……
なんと答えて良いかわからなかったです……
だって……
だって……

キャリアを積んだ警察官が絶句するほど荒らされた私の部屋は

私は朝出たときのまま

だったのです。

そのあと、警官6人がかりで片づけを手伝ってくださいました。

と、そのくらい私は片づけ、掃除ができなかったのです。しかも当時はADHDなどという概念すらなかった時代、私はいわゆる

「掃除片づけができないダメな人」

というカテゴリーに入れられていました。

しかし、そんな私も今は掃除・片づけは当たり前のようにしています。
家の中や仕事場では

私のいるところが一番きれい

です。

では、どうして私は掃除・片づけができるようになったのでしょう?

簡単な掃除・片づけのコツを次回から書いていこうと思います。