また、私も占い師になりたいと志している方からどう学んでいったらいいか、どうしたらプロとしてやって行けるか、というご相談をお受けしたときに必づ最初に「占いとはどういうもの?」という質問をします。
この質問に対する答えは色々なものがあると思います。私も最初は色々考えていたのですが、この40年くらいは一貫して
「占いは転ばぬ先の杖」
と答えています。
誰も明日のことはわかりません。
誰も自分の行動の結果何が起こるかわかりません。
もちろん、かなり正確に予測できることもあるでしょう。でも、それだって予測の域は出ません。わかっているわけではないのです。
だからこそ、転ばぬ先の杖として役立つものとして占いがあるのです。
私はそう考えていますし、多くの人たちにそう語ってきました。
ところで、占いについて色々と難しい事をいうことはいくらでもできます。偉そうな持論や専門用語を振り回すことは専門家にとってはステッキを振り回すより簡単です。どの分野の専門家だったとしてもこれは共通する話だと思います。
ちなみにどうでも良い話ですがバランスの良い品質の優れた杖ほど軽々と回すことができます。逆に言えば、バランスの良い、使いやすい杖はよく回ります。杖を買う時は軽く振り回してみると簡単に善し悪しがわかります。私が愛用している杖もよく回ります(笑い
どうでもいいと言いつつ杖の写真(笑い |
ともあれ、プロになればなるほど、自分の専門については「まったく知らない人が理解できる表現」で語れるようにならなければいけません。ステッキを振り回しているうちはまだまだプロと名乗る資格がない、というのはどの世界でも共通して言えることです。
表題から結論まで、話がずれまくりましたがたまにはご愛嬌ということで(笑い