昨日ふと思い立ってスティーブ・ゴードン監督・脚本の映画「ミスター・アーサー(Arthur)」を観ました。内容は大したことない、つまりあの時代ならありだっただろうという感じのいわゆるB級ラブコメ(?)映画です。間違っても歴史に残る名作ではないですが私は当時結構気に入っていました。
気軽に見れるし、80年代を記憶している世代なら案外楽しめる映画だと思います。逆に言えば当時を知らない世代が今観て面白いかどうかは甚だ疑問です。リメイクが2011年に出たらしいですが、今リメイクするようなものでもないかな、と思いました。
憶えていらっしゃる方もいるでしょうが、映画は大したものではなかったですがクリストファー・クロスの主題歌は大ヒットしました。「Arthur's theme(邦題:ニューヨーク・シティ・セレナーデ)」ですが、この曲は妙に日本っぽい曲調だと思います。私の友人も同じように言っていたので、この感覚はやはりそんなに外れていないのだと思います。
この曲のサビの部分に
If you get caught between the Moon and New York City
というのがあるのですが、この英語の語呂の良さに当時妙に感心した覚えがあります。
もちろん英語なのですが、妙に(上手な)日本語っぽい感じのする歌詞に感じたのです。英語なのに日本的な感覚の詩というか、そんな感じがしたのです。
ちょっと蛇足的に解説するとこのサビの部分の
between the Moon and New York City
は主人公の恋する相手が
「私にはお月様が付いているの。いつどこで見上げてもお月様がすぐ見えるところにいる。だからお月様は私といつも一緒にいてくれるの。8歳の頃になぜかそう思ってからそれを疑ったことがないの」
と、言うようなセリフを言うシーンがあるのです。
このセリフは二人が馬小屋で馬を見ている場面で主人公が
「君は恋をしたことがある?」
と聞いたときに
「恋をしたことはないけど・・・」
に続いて出るセリフなのです。
空と大地の矮小版である事はわかっていたものの、この語呂の良さに当時の(若き日の)私は妙に感動したのでした。
さて、考えたらこれを私は映画館で観てから、昨日まで観ていなかったのでなんと35年ぶりに観たことになります。DVD等が発売されていない作品なのでインターネットがなければ観ることができませんでした。そう考えるとネットは凄いな、としみじみと。そして感謝感謝。
こっちのブログも放置したままでしたが、こんな感じで映画の話など思い付いたときに気楽に書いてみようと思います。